40代になって周りの勧めもあり、健康のためにランニングを始めました。
平日に2日と週末に1日、それぞれ5キロずつですが、まずは3か月続けることが目標です。
サッカーをしていた私はこれくらいの距離は毎日走っていたのですが、20年もブランクがあると1キロでも結構しんどいです。
走り始めたばかりの時は2日遅れの筋肉痛になり、年を感じて落ち込んだりもしました。
しかしだからと言って辞めるつもりはありませんでした。
健康維持のためももちろんですが、家族を始め、周りの人たちにもランニングを続けることを公言していましたから後には引けなかったのです。
そのうち身体も慣れてくるだろうと思いましたが、お腹についた脂肪のせいか、運動不足のせいなのか、ふくらはぎや太ももに張りを感じたり、疲れが残ったりします。
気のせいか、膝に違和感を感じる日もあります。
走り始めたころのような筋肉痛は感じなくなりましたが、下半身の疲れはなかなか取れません。
ランニング自体は意外と楽しいのですが、身体に感じる疲れをどうにかできないものか?
他の人はどうしているのだろう?
毎日のように激しいトレーニングをしているプロのアスリートはどのような対策をいるのだろうか?
もちろん私とは比べようもないくらいスタミナがあるのだろうとは思いますが、身体を激しく追い込めば疲れも感じるのではなかろうか?
そんなふうに思いながら公園を駆け抜けていくランナーを眺めていると、割と多くの人が黒っぽいタイツのようなものを履いています。
今まであまり気に留めていませんでしたが、女性だけでなく男性もピタッとしたタイツを履いているではありませんか?
よく調べてみればプロのアスリートもトレーニングにタイツを使っているようです。
私の好きなサッカーの本田選手はミズノのスポーツ用タイツを使用していることが分かりました。
そのタイツはミズノのBG9000というスポーツ専用のタイツで、スポーツによる身体の疲れが軽減され、腰や膝へのサポートもしっかりしているということで、調べれば調べるほどそのタイツが欲しくなってきました。
タイツを履くことによってランニングの疲れが少しでも軽くなれば有難い。
みんな履いているのだからきっと効果があるのだろう。
半分はファッションのようなものかもしれないと思いつつも、本田選手が使っているなら私も使ってみよう。
そう思い私はミズノBG9000というタイツを購入しました。
ミズノBG9000を履いてランニングをしたら疲労感は半分に?
Amazonで注文したミズノBG9000が届いたので、さっそくタイツを履いてランニングをしてみました。
いつもの5キロコースをいつもと同じように走りましたが、足の疲れ具合はいつもの半分くらい!?に感じました。
踏み出す足の軽さが違うのです!
勝手に足がグングンと回転し、いくらでも走れそうな気がしてきます。
正直言って驚きでした。
たまたま体調が良かったからかもしれないと思い、次回のランニング時にもタイツを着用しましたが、やはり何も履いていない時よりも疲れ具合が楽なのです。
すでにBG9000の効果は疑いようのないほどでしたが、試しに今までのようにタイツを履かずにランニングをしてみました。
するとやっぱり脚への疲れを感じ、次の日には疲労感が残るのです。
あらためてBG9000の効果の高さを感じる結果となり、それ以降はランニングの時にミズノBG9000を必ず履くようになりました。
ミズノBG9000のイマイチな点
ミズノBG9000はとてもサラサラとした手触りで、履き心地は抜群です。
ただサラサラとしていて生地と肌とに抵抗が少ないために、タイツを履いて動いていると少しずつタイツがずれ落ちてくるのです。
その度にタイツをグイッと履き上げるのが面倒ではあります。
本気でタイムアタックをするとすれば、なんらかの対策は必要でしょう。
ですが私のようなタイムを気にしていない週末ランナーならタイツのズレは履き上げれば済みます。
もっと締めつけのあるタイツや生地の固いタイツであればずれることはないのでしょう。
動いているうちにタイツがズレていくのが我慢できないという方にはお勧めできません。
私はタイツの多少のズレはそれほど気にならないし、BG9000のサラサラの心地よい履き心地が気に入っているので、大きなデメリットとは考えていません。
他のタイツにはない軽さと快適さはBG9000でしか得られないと感じている捨てがたい特徴です。
ミズノBG9000を使って良かったことは?
ミズノBG9000を使って良かったと思ったことを3つ挙げてみます。
走るのが楽になった
先にも書きましたが、良かったことの1つ目はBG9000を履いてランニングをすると、脚が前へグングンと出てくることです。
地面に着地する時には膝がクッションの役割を果たすために曲がりますよね。
曲げた膝を伸ばすことによって地面を蹴り、次の1歩となりますが、BG9000を履くと、膝の曲げ伸ばしがとっても楽に感じるのです。
曲げた膝が勝手に戻ってくる感じです。
だから1歩1歩がすごく楽なんですね。
脚を出そうという意識がなくても勝手に足が出てくる感じは、張りのある素材のスポーツタイツを履いているからこそですね。
生地がサラサラで快適
触り心地がサラサラで、汗でべたつくようなことがないことはランナーにとっては有難いです。
走っていればどうしたって汗をかきますが、その汗がまとわりつくようでは不快に感じますが、BG9000にはそんな感覚は一切ありません。
どれだけ汗をかこうが、タイツを履いている下半身がベタベタで不快になるということがないのは評価できます。
タイツは紫外線をカットする加工が施されているので、女性でも安心して履けるでしょう。
疲れの軽減とサポート
スポーツタイツは身体にフィットするように作られていて、いわゆるピチピチの状態で履きます。
これがスポーツ時の余計な筋肉の揺れを抑える役目を果たします。
無駄に揺れる筋肉は疲れを増大させるらしく、この筋肉の揺れを抑えることが疲れ軽減に繋がるということのようです。
さらにふくらはぎを下から押し上げるようなサポート機能があったり、腰、太もも、膝へのサポートも、それぞれの部位の特徴に合わせて最適な素材や伸縮率が採用されています。
とにかく様々な機能が身体の疲れを軽減してくれたり、負荷のかかりやすい箇所へのサポートをしてくれているということです。
あ、それとBG9000は他のタイツはリバーシブルになっていて、これは他のタイツにはないはずです。
表裏を履き替えることができるので、ウェアの着こなしに幅が出そうです。
ミズノBG9000をどこで購入したのか?
店舗販売よりも今やネットで購入した方が安いのが当たり前なので、はなから店舗で購入するつもりはありませんでした。
BG9000のメーカー推奨価格(定価)は¥16,200
私がよく利用するAmazonの価格は¥11,973でしたが、そこからクーポンが利用できるということだったので10%オフとなり、¥10,775になりました。
Amazonの方が圧倒的に安く購入できて、かつプライム会員の私は送料無料になること。さらに翌日には届くということでAmazonから注文することにしました。
BG9000のサイズ選び
私は男性で身長は164cm、体重60キロ、ウェストサイズは72cmでしたので、表に当てはめるとちょうどSサイズとなりました。
◆メンズサイズ表
S | M | L | XL | 2XL | |
身長(cm) | 162~168 | 163~173 | 172~178 | 177~183 | 182~188 |
ウェスト(cm) | 71~77 | 75~81 | 79~85 | 83~89 | 87~93 |
◆レディースサイズ表
S | M | L | XL | |
身長(cm) | 152~158 | 157~163 | 162~168 | 167~173 |
ウェスト(cm) | 59~63 | 62~66 | 65~69 | 68~72 |
私にとってSサイズがどうだったかというと、着圧タイツなのでピッタリとしてやや締めつけ感がありますが、、動きにくいという訳ではありませんでした。
恐らく軽い締めつけ感があるくらい身体にフィットしている方が着圧タイツの性能が生かされるのだと思います。
シワが寄るくらい余裕があっては肌と生地の間に空間が空いてしまうため、ウェアが筋肉に働きかけることができなくなるのでしょう。
購入する前はよくサイズ表を見て、他の人のレビューなどを参考にして下さい。
私はAmazonのカスタマーレビューを参考にしました。
BG9000のレビューまとめ
ランニング初心者がスポーツ用着圧タイツを購入する最初の1着としてはなかなか良いモノを選んだのではないかと自分で思うほどBG9000には満足しています。
私が最もスポーツタイツに求めるものは疲れの軽減。
BG9000は私の想定したハードルを楽々とクリアし、さらに抜群の履き心地というオマケまで与えてくれました。
他にはないリバーシブルも密かに気に入っています。
スポーツ用着圧タイツには他にも色んなメーカーから発売されていますが、ウェアの軽さと快適さにおいてはBG9000はかなり優秀です。
購入を検討するならAmazonのレビューも参考にしてみて下さいね。